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【計算できる仕事】のありがたさ

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くなってホントすいません^^;
前置きが長すぎた。。。

こんばんは、ちはるです^^

今日こそは
「うちの法律事務所の台所事情」
完結したいと思います^^;

ホント引っ張ってすいません。
一昨日昨日の続きです。

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昨日書いたとおり
破産管財人の報酬というのは
「破産財団」から「裁判所が決めた金額」
支払われます。

例えば。。。

破産財団が1000万円で
未納の税金が100万円、未払賃金が150万円
という破産事件があるとします。

さらに裁判所が破産管財人の報酬を
200万円と決めたとします。

注)↑は「相場」じゃないですよ〜
あくまで例です。

破産管財人は破産財団を貯めている
銀行口座から200万円を出して報酬にする。

残り800万円から
未納の税金と未払賃金を払う。

注)↑ホントは税金と未払賃金にも
優先順位とか細かい規定が
ありますが…省略します^^;

それで残りの550万円を
残りの債権者に分配することになります。

ま、破産した人や会社に
お金を踏み倒された人からすれば
破産管財人が一番に報酬を差っ引くのは
気分が悪いかもしれないですね。

まず先に金返せ!と。。。

実際、文句やイヤミを言われることも
結構あります。

でもタダでは誰もやらないからね^^;

このあたりのことについても
色々ありますがまた長くなるので
今日の本題へ。

昨日書いたように
破産事件によってその報酬というのは
変わってきます。

同じぐらいの破産財団の大きさでも
報酬が異なることもあるしね。

以前、うちのボス弁護士は
「中規模の管財事件」
をかなり多く選任してもらってました。

事件ごとに多少の特殊性はあれど
大体数ヶ月〜1年半以内に終わるものばかり。

1年半を超えたら
「結構かかったな〜」
と思う感じです。

それだけに1件あたりの
報酬はそれほど大きくありません。

裁判所も事件が終わったら
次の新件について話をもってくる感じ。

つまりある種
「計算できる仕事」だったんですよね。

これって実はすごく大きいんですよ〜

民事事件を扱う法律事務所って
時期的なものも多少影響しますけど
基本的にいつ忙しくなるかは選べません。

また裁判などでは
最初に多少の着手金は貰いつつも

「裁判に勝ったら、その勝った金額の
◯%をいただきますよ〜」

という成功報酬型になっていることが多いです。

でも「必ず勝つ」なんてことは
やっぱり言えないわけです。

「依頼人は嘘をつく」

じゃないですけど
裁判の途中で風向きが変わることなんて
いくらでもありますからね。

でも管財事件に関して言えば
時間的な点からも
報酬の点からしても
ある程度の見通しがついていたんですよね。

でも5年ぐらい前かな〜

選任される事件の「性質」が
変化してきたんですよね。

事件の頭数が減り
その代わり規模が大きくなりました。

「でも報酬は事件規模によって
多くなるんでしょ?
じゃあ、いーじゃん。。。」

と思いますよね。

そうなんですよ。
それだけだったら別にいいんですよね。

確かに事件終了まで時間がかかる分
報酬はそれまでもらえないので
資金繰り上の問題はあるかもしれませんけどね。

でもそれよりもっと問題なのが
さらに事件の「性質」が変化したこと。

私は昨日書きました。
ちょっとおさらいしますね。

破産管財人の報酬は
裁判所が独断で決める。

その基準はマル秘で
確かなことはわからないけど
おそらく

破産財団の大きさ
事件の性質や難度

がある程度
影響しているんだろうな、と。

・・・・。
察しの良い方ならわかるかもしれません。

そうです。

めちゃくちゃ面倒でタチの悪い
難度が高く時間もやたらかかるけど
どうあがいても
破産財団が大きくならない事件

ばっかりくるようになりました(笑)

破産管財人の報酬は
あくまで破産財団から払われるんですよ?

それが集まらない
つまり…無い袖は振れないってこと。

初めの頃はボス弁護士も

「いや〜、◯◯裁判官も
ウマイこと言って
面倒な案件もってくるな〜」

と言いながら
ちょっと嬉しそうでした(笑)

まあ、ある意味

「頼られている」

そう思っていたんでしょ。
一応、倒産事件が専門だし。

それにそういう案件を受けていれば
別の事件では考慮して選任してもらえるという
ソロバンも弾いてたでしょうね。

でも、その後もずっと
そういう案件ばっかり…

私から見れば

「ボス弁護士、裁判所から
嫌われてんじゃないの!?

としか思えない(笑)

「嫌なら断ればいいんじゃないの??」

と思われるかもしれません。
打診されたときに
断る選択肢ももちろんありますからね。

しかし、破産管財事件というのはですね…

断ると二度と選任してもらえない

というのが
弁護士業界の常識になっています。

まあ一時的に入院中だとか
やむを得ない事情があるなら
そんなことも無いみたいですがね。

そんなこんなで
「計算できる仕事」が無くなりました。

でも手間だけはかかるので
人を減らしたり他の仕事を極端に増やせず
うちの法律事務所は一気に経営が悪化。

で、今年の夏のボーナスは無し。。。

チャンチャン…

というわけでした^^;
長かったですよね〜
最後までありがとうございました。

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