MENU

法律事務所の募集要項「経験者歓迎」の内情

秘密の画像
  • URLをコピーしました!

経験者や新卒は
「経験者優遇」に応募しても無駄か?

こんにちは、ちはるです^^

昨日の続き。。。

法律事務所の採用で
必ずしも経験者が優遇されるわけでは無い
という話です。

よく求人欄に「経験者歓迎」と
記載されていることがあります。

特に小規模の法律事務所にとって
経験者の方が都合がいいんですよね。

一般の企業等であれば
最初の数ヶ月を「研修期間」にして
教育させることもできるでしょう。

でもそんな「余裕」が無い。

弁護士も事務局も
自分の抱える仕事に手一杯で
とても他人の面倒をみることができない。

社会人経験の無い
新卒だとなおさらです。

だから社会常識や法律事務所での「常識」を
ある程度わかっている
経験者を欲しがるんですね。

でも結果的に経験者を採用しないことは
非常によくある話です。

なので、もし新卒や他業種から
法律事務所に応募したいという人も
「経験者優遇」だからといって
望み薄とは言い切れません。

(オススメはしませんけど)
張り切って応募してください。

また弁護士によっては
敢えて経験者を採用しない方針
の事務所もありますしね。

いろいろ理由はあるようで。。。

例えば以前勤務していた事務所の
弁護士とはどうもソリが合わない。
↓ ↓ ↓
勤務していた事務ともきっと合わない。

とか、

以前勤務していた事務所の
やり方に固執されたくない。
↓ ↓ ↓
まったくの新人を自分で
育てる方がいい。

という考えだったり。

まあこれまで再三言っているように
給料を払って雇うのは弁護士なので
ご自由にというところですが…

私個人的な考えとしては
一緒に働くなら経験者の方が楽(笑)

なのでうちの法律事務所で採用するときも
さりげなく経験者を推してました^^

ただいくつか注意点が。

私自身、法律事務所間の
転職を経験していますし
転職経験者も知ってますが、、、

「前の事務所ではこうだったのに」

という考えは捨てたほうが
上手くいくでしょうね。

経験者であれば当然
事務所や弁護士によって方針や
事務局の仕事の範囲が違ってくること
はわかっているはず。

「経験」をうまく活かしたい気持ちは
よくよくわかるのですが、、、

こういう拘りを嫌がる弁護士は多い(笑)

彼らの目には
「俺の言うことに歯向かうのか」
と映ることもあるらしい^^;

…とここまではあくまで
「経験者=新卒より即戦力」前提の話。

一度、とんでもない経験者が
うちの法律事務所に
採用されたことがありました。

この件があってから
経験者を推すのが慎重になった(笑)

当時、私は5年目ぐらいだったのに対し
この経験者は10年超え。
年齢も私より上でした。

この業界で10年超えは
結構なベテランといえる年数です。

履歴書も申し分のない内容で
「法律事務なら何でもできます」
とアピール十分。

面接した印象も
「さすがベテラン」
と思わせる落ち着きがありました。

「事務所の方針に従います」
という謙虚さも好印象。

こんな人なら他の事務所でも
引く手あまたじゃないんですかと聞くと

「あまりうまくいかなくて…」

とのこと。

このときは、ベテラン過ぎると
年齢的なところで面接までいかないのかな〜
ぐらいに思っていました。

ここでもっと突っ込んでおけば…(;´д`)

ボス弁護士も期待して採用し
早速きてもらうことになりました。

ベテランさんといえど
採用されていきなりは大変だろうと
最初の一週間ぐらいは
事務所の雰囲気に馴染んでもらうつもりでした。

※この前の段階で
ノイローゼで辞めた人もいたので
ボス弁護士も若干慎重になっていた(笑)

やってもらう仕事も
「ベテランさんにはちょっと失礼かも〜」
といえるような軽い仕事。

コピーとかお遣い
ごく簡単な定型書面の作成など。

でもこのベテランさん
3日目の夕方に

「私には荷が重いので…」

と今日限りで辞めたいと
宣言したのでした。

すいません、長くなってきたので
続きは明日で^^;

引っ張ってすいません!

本日も読んで頂き
ありがとうございました。

ブログランキングに参加中^^
応援していただけたら嬉しいです!
↓ ↓ ↓

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 転職キャリアブログへ
にほんブログ村

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次