自分が絶対に正しい！？

こんばんは、ちはるです＾＾

復活！！

おかげ様で熱も下がり
気分もよくなりました〜＾＾

鼻だけはズルズルいってますが（笑）

体調ってほんとに大事ですね〜
壊すとよくわかります。

昔に比べて明らかに
体力が落ちてるのも
よくわかりました…＾＾；

さて、先日ご紹介した本。

【楽天ブックスならいつでも送料無料】あなたの中の異常心理 [ 岡田尊司 ]

「あなたの中の異常心理」 著・岡田尊司

読み終わりましたが
やっぱり面白い本でした。

本書では異常心理を7つの姿で
捉えられているのですが
誰でもその中のひとつぐらい

「ヤバい、片足突っ込みかけてる！？」

と思えるところって
多分あるだろうと思います。

世の中で残虐な事件や悲劇があったとき
その犯人に対して

「一体何を考えてるんだ！」

と憤りもするし
その異常性を恐れもする。

ですがその異常心理の出発点は

完璧主義、劣等感、妬み、天邪鬼
自己愛、依存、罪悪感、自己否定…

普段、生活していれば
誰でも身近に感じることもある
普通の感情だったりするわけです。

そりゃ誰でも「欲求」があって
それに伴って色んな感情があるのが普通。

だからといって
犯人に正当性があるわけじゃないですが。

人として生きていれば
自分の欲求が誰でもいつでも
満たされるわけじゃないですよね。

うまく満たされない状況で
異常心理に支配されないためにどうするか。

本書の主題はコレでしょうね。

心理学に興味がある方には
結構面白い本だと思いますよ＾＾

ちなみに本書を読んでいて
「これってボス弁護士の話じゃないの？」
と思ったエピソードがありました。

自己絶対視の話（P.113〜）です。

「みんなが自分から離れていく」
と悩む男性の話。

男性は自分の息子夫婦と
ギクシャクしているのですが
その過程がボス弁護士みたいで（笑）

息子の従兄弟が結婚するので
お祝いをした方がいいと
妥当な金額まで助言した男性。

しかし息子はお祝いをちっともしない。

苦情を言っても取り合わず
あげくお盆にも実家に挨拶すら来ない。

そこで男性が取る行動が…

実家への盆暮れの挨拶について
書かれた本のページを写メールで
息子の嫁の携帯に送りつける

というもの＾＾；

その後、嫁から

挨拶には行くが、お祝いは
普段付き合いも無いのでしないつもりだ

と返事があり
怒り心頭で文句を言ってやろうと思うが
一向に挨拶にくる気配はない、という話。

結局、この男性は
自分の期待しているとおりに
相手が動いてくれないことが不満なんですよね。

自分の考えが「絶対正しい」と考え
そこには何の疑問を挟む余地も無いと思ってる。

で、挙句の果てに

「ほら！俺が正しいんだ！」

とその「証拠写真」を送りつける（笑）

確かに社会常識としては
男性の考えは正しいのかもしれない。

でも正しさの証明に躍起になって
相手の考えを聞こうとか
相手がどういう気持かという配慮がゼロ。

そりゃ人も離れるよ＾＾；

何となく、この証拠写真を
送りつける手法のあたりが
ボス弁護士を彷彿とさせました（笑）

アマゾンレビューの評価も上々＾＾

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