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宮部みゆき「三鬼」と「荒神」と

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こんにちは、ちはるです。

弁護士事務所を退職したら
時間を気にせずに
思う存分、本が読みたい!

そう思っていました。

が、今は仕事に関係のある
資料や本を除くと
当時よりも全然読んでない^^;

特に小説系。

まあ、弁護士秘書時代、
この手の本は

現実逃避の手段

だったのは否めません。笑

現実が嫌すぎて
現実を忘れたかった
んですよね。

気が付くと事務所のことや
ボス弁護士の発言が頭に浮かび、
ズドーーーンと心が重くなる。

物語の世界に没頭していないと
苦しくて仕方がなかった時期

がありました…

軽い過呼吸状態になったりね(TдT)

元々、小説が純粋に好きで
読んでいたのに、いつの間にか
そういう手段になっていたことは
ちょっと悲しい。。。

最近改めて、小説を含め
もっと本を読んでいきたい!

てことで、買ってきました!
宮部みゆき「三鬼」の画像

「三鬼」(宮部みゆき)

三島屋変調百物語シリーズの
4冊目ですね。

日経新聞の朝刊で連載してました。

2016年末に出版されてたことは
知っていたのですが
「また今度」と延ばし延ばし^^;

というのも、、、

三島屋シリーズではないのですが
この前に読んだ宮部みゆき作品が
「荒神」だったんですよ。

それが私的にはチョット…だったもんで。

「荒神」の話の流れや結末が
どうも私の中では
うまく消化できなかったんですよね。

シリアスな時代小説に見えて
途中から妙に冒険小説っぽくて。

宮部先生は以前から
異次元系(超能力とかオカルト)は
多いので、それがイヤってわけでも
ないんですけどね。。。

時代物で超能力が出てくる
霊験お初シリーズは好きだし。

個人的には1作目の方が好き。

時代物でシリアスなら
「孤宿の人」の方がずっと好きです。

あと、宮部みゆき作品にしては
珍しいことですけど
登場人物の魅力が乏しく感じられたり。

情景描写やストーリーの運びは
さっすがー!って感じなんですけど
登場人物の心情描写がいつもに比べると
ちょっとわかりにくいのかなぁ…

それと、妙に女性の描き方が
辛辣な気もして辛かったり(´ε`;)ウーン…

でもこの「荒神」、
内田有紀さん主演で
ドラマ化するらしいですね。

てことは、人気は結構あるのかな…

もうこのあたりは
個人の好みですねぇ…

ま、そういうワケで、、、

「荒神」以来、新たな宮部みゆき作品に
手を出すのをちょっと躊躇する、
そんな気持ちがあったんですよ。

ハードカバーだし
文庫版を待ってもいいかな〜と。笑

でもまあ、久々に読書熱も高まりまして。

このシリーズの雰囲気は知ってるし、
基本的に1つ1つの話は短編で
読みやすいので今さらですが買いました。

(ちなみに市立図書館は貸出中で
順番待ちがハンパねぇ…)

また「荒神」みたいだったら
イヤだな〜という気持ちは捨てて
先入観なしに楽しんで読みたいです^^

ハードカバーだし!笑

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