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さらばOLーウツ寸前で弁護士秘書から脱出ー

こんにちは、ちはるです。

またズルズルと更新できなくなる前に
コメントのお返事だけでも
しなければと思いまして…


まず。。。

こちらにコメント頂いた
迷い猫さん。

せっかくご相談頂いたのに
お返事が遅くなっちゃって
本当にすみませんm(__)m

もう既に離職されたんですよね…
ほんと申し訳ないですm(__)m

もう今さらなんですけど、
他の方にももしかして
参考になるかもしれないので
私の思うところを少し書きますね。


「弁護士の奥さん」問題というのは
法律事務所ではしばしば聞く話です。

・仕事ができない
・仕事する気が無い
・態度はデカい
・性格はキツい

このあたりはよく聞きました。

中には、事務局やイソ弁先生のことを
「事務所の金食い虫」
と公言してはばからない
強烈な奥さんとか…(;´Д`)


で、弁護士の奥さんに苦労してる
法律事務所に共通して言えること。
それは…

弁護士は決して介入しない。笑

そもそも、中小規模の法律事務所で
所長弁護士がマネジメントに
成功してる事務所なんてほぼ無いわけです。
(ちはる調べ)

もし、

「そんなことは無い!
うちの事務所は俺のマネジメントが
かなり上手くいってるぞ!」

という所長弁護士がいるなら
それは勘違いだと思う。笑

たぶん、事務局やイソ弁先生が
隠れて並々ならぬ苦労を
してくれてる賜物
だと思います。


そんな危うい状態の事務所に
ボスの身内がいたらどうなるか?

普通に考えてうまくいくわけない。

奥さん本人が
よーーーくデキた人でない限り。


で、そういう事務所は大体の場合
弁護士が奥さんを野放しにする。

理由は至極簡単な話で
たぶん面倒なんですよね、
奥さんとモメるのが。

だから基本ノータッチ、
期待するだけ無駄というものです。

じゃあ、弁護士が介入せずして
その状況を変えられるのは誰か?

そんな人がいると思います?


例えば、迷い猫さんの元勤務先事務所の
先輩事務員さんと奥さんは
表面上仲良く、上手く立ち回られてる、
ということでしたね?

そりゃ、そうでしょう^^;

先輩事務員にしてみれば
奥さんはいくら面倒な人であっても
雇用主の妻には違いない。

あえて面と向かって
敵にするメリットは1つもない。

一方、奥さんにしてみたって
先輩事務員に辞められれば
業務が滞るのはわかってるはず。

こちらも敵にしたら
困るのは自分と夫(弁護士)です。

おそらくお互いに内心、
思うところはあると思いますが
利害が一致してるんです。


これ、先輩はともかく奥さんは
ある意味、大人の対応です。笑

私はコレを読んで
まったくのバカじゃないんだ
と思いました^^;

だって、いくら困ることになっても
自分の感情のままに
ベテラン事務員を理不尽に怒鳴り
辞めさせる奥さんもいますからね。笑

「人を見てる」ってことです。


だからこそ、迷い猫さんが
補足に書かれてた状況になると
注意されるのは迷い猫さんになる。

先輩はよくわかってると思いますよ?
実はミスが奥さんの指示のせいだって。

でもそこをあえて追求していく理由は
先輩には無いわけです。


迷い猫さんからすれば
「奥さんの指示通りにしたのに」
と理不尽な話かもしれません。

それは確かにそうですよね。

ただ「私は悪くない」とするのは
すごく簡単なことですけど、

(※迷い猫さんがそうだと
言ってるわけじゃないですよ)

そういう考え方は最終的に
ボス弁護士に通ずると私は思ってるので
少ーしだけ見方を変えてみましょう。


というのも、私には先輩の言葉は
暗に別の意味を持ってたのかも
しれないなぁと思うんです。

それは先輩が仰ったという
「勝手なことしないで」という言葉。

これ、実は…

「(奥さんの指示なんて
アテにならないのは
あなただってわかってるでしょ?
だったらそんなの信じて言われたまんま

勝手なことしないで」


ということかもしれないな、と。笑


ぶっちゃけ、迷い猫さんも
何度も同じようなことがあったなら
奥さんの指示がアテにならないって
わかってた部分はありますよね?

毎回、「コレで大丈夫かな〜」
と不安だったんじゃないですか?

「たった半年の勤務で
全部自分でするなんて無理!」

と思われるかもしれませんが
奥さんの指示を受ける以外に
調べる方法は無かったでしょうか?

もしくは奥さんの指示の内容が正しいか
確認する方法は無かったでしょうか?


何が言いたいかというとですね。。。

確かに奥さんの勤務状況を聞くと
鬱陶しく思う気持ちはわかります。

その人を何とかできないか、
誰か何とかしてくれないか、
と思う気持ちもよくわかります。


でも、このブログでは何度も何度も
書いてますけども…

人はそう簡単には変わりません。

本人が変わりたいと思っても
難しいことですから
本人に自覚がなければなおさらです。

で、弁護士は黙認している。

だったら、より立場の弱い人が
何とかできるハズが無いんです。


でも、奥さんを何とかしなくても
迷い猫さんが苦しい状況から
逃れる方法があるとすれば。。。

それは迷い猫さん自身が
知識やスキルを習得することです。


要は奥さんなんか
アテにしなければいいんです。


そういう意味で、私だったら
奥さんなんか放っといて
ひたすら先輩を立てますね。

立てる、というのも
ご機嫌伺いとかじゃないですよ。

見習う、手本にする、という意味です。

私の経験上、自ら「求めて」得たものほど
身につきますし役に立ちます。


せっかく有能な先輩なんだから
トコトン利用させてもらいます。笑

迷い猫さんの方から先輩へ
しつこく教えを請うたことがありましたか?

見切りをつけられようが何だろうが
必死に喰らいついて学び、
一度教えられたことは
しっかり自分のモノにしようとしましたか?

自分でも書籍や書式を見て
理解しようとしましたか?

1日でも早く、1つでも多く
仕事ができるように
努力する姿勢を見せましたか?


もちろん、ご自分では
一生懸命されてたと思います。

向上心がないわけでのないでしょうし
一人立ちの可能性だって
あっただろうと思います。

ただ、

「先輩に見切りをつけられた、
手を煩わせてはいけない」

と遠慮してしまった部分があるなら、

「向上心がない」

と取られた可能性は
あるかもしれません。

もし、先輩がいない場面で
奥さんの指示にだけ頼っていたなら

「一人立ちの見込みがない」

という評価に
繋がるかもしれませんね。

・・・・・・


何だか説教臭くなりました。汗

迷い猫さんの置かれた状況を
直に見たわけでもないのに
偉そうなことを言ってすいません。

元お局事務員の戯言と思って下さい。


もう既に離職されてますし
別の職種に就かれてるかもしれません。

もしそうなんだとしたら
こんな業界から離れられて
それはそれでよいことだと思います。笑

ただ、このご時世ですからね。

よほどの大企業でもない限り
手取り足取り、上げ膳据え膳で
新人指導をしてくれる企業は少ない。

悪気の有る無しじゃなくて
余裕が無いからです。

だから、一般の企業でも
似たような苦労をすることはあるでしょう。

そんなときに、

「自分を助けるのは自分自身」

お局サマが偉そうに
こんなことを言ってたなーぐらいに
思ってくれれば幸いです。

長々と読んでいただき
ありがとうございましたm(__)m

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    • 迷い猫
    • 2017年 1月 15日

    ちはるさん、コメントへのリアクションありがとうございます。

    今は弁護士事務所を離職しまして、就活をしている毎日です。

    この記事を読んで、私も自分の行動を振り返り、反省しなければなぁと感じるところがありました。

    実は、あのコメントの投稿の少し前から、奥さんに頼らなくてもお仕事ができるようにと、講習会や勉強会に参加するなどしていたのですが、事務所のメンバーから見れば、すでに手遅れだったようです(^_^;)

    ですので、ここで気づいた自分の仕事に対する姿勢の点などは、次の職に活かして気をつけていきます。

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